私たちの活動は種まきです。  

現在(令和2年)までに、京都府内を中心に関西で延べ15,000人以上に、講座や講演という活動を行っています。そのテーマはどれも命を扱うもの。
対象は小中学生や高校生向けに「命の授業」や「性教育の講演活動」を。また成人女性向けには「不妊や死産で悩む女性も参加できる講座」という内容です。
この活動の原動力となったのは、京都府亀岡市で15年ほど産後女性の心と体のケアを行っていました。その中で、望んでも授からない不妊の女性。または死産で赤ちゃんを亡くし、心身共に辛い経験をした女性たちと接してきました。
そんな悩みや苦しみを抱える女性たちから生の声として、「からだが変わり始める思春期の頃に、もっと自分のからだを大事にしておくべき」「からだのケアはしたいが、子供がいないので母親向けの集まりには参加できない」こうした考えを聴く中で、早い段階での命や性に関する情報や知識を得ることで、命に対する考えを持てる人に成長してもらえる。その一助になりたいと考えています。

小学生には、いのちの授業を

小学校では自分が生まれてきた力や、生まれながらに持っている力について知り、自己肯定感を高め自分の命や相手のからだを大切に出来るよう、授業を展開しています。
しかし、マンパワーでは限界があること、子供だけでなく親にも性について学ぶ場が必要であることを痛感しています。

中・高校生には、大人になる準備を

中学校や高校では、「いつか親になるかもしれないあなたに、今知っておいて欲しいこと」と題して、命の繋がりだけでなく、望まない妊娠や中絶、性感染症、性被害の話もしてセルフケアの喚起を行っています。先生には相談できない、からだの悩みや性トラブルを聴くこともあります。

学校で教えてあげたいこと

外部からきた講師だからこそ伝えられることがある

2017年の調査では大規模中学校の性教育平均時間は、1年生で年間3.48時間。2年生で1.97時間。3年生で3.14時間。3年間の合計で8.62時間。平均しても年に3時間未満。からだが変わる思春期に、性への関心が高まる思春期に、学校が教えたいことと子どもたちが知りたいことは違うかもしれない。

自分を守る術を知らず、性犯罪に巻き込まれる子供たちが増え続けている現実があります。性に対して大人が知らない振りをするのは、子供たちにとっては「自分に対して無関心」だと感じてしまうのをご存知ですか。先生も、親も、子供に関わる大人みんなで教えてあげたい。自分を守る術を。

子供を授かりたくても授かれない人。授かったのに産めない人。産んだのに育てられない人。育てないのに産んだ人。その人にしかわからない背景や想いと人生がある。他者が否定や肯定をすることではなく、どれも「女性のみが引き受ける命の選択」であること。その重みを彼女たちに勇気をもって伝えます。

【授業の内容について】
□ 私がもっている命の力(生命の誕生~出産まで)
□ 男の子のからだ、女の子のからだを守る  
□ 自分のからだを知る・守る
 低学年・中学年・高学年向けの対応が可能です。
※保健体育、人権、道徳、家庭科、総合などの授業で活用

【規模について】
各クラス単位、学年単位にて授業可能が可能です。

【対象者について】
・生徒向け      
・保護者参観用(生徒・保護者同時)
・保護者向け
ご要望などを詳しくお伝え頂きますと、様々な対応が可能です。

【授業時間について】
45分,90分など貴校の要望に対応が可能です。

【授業料】20,000円~35,000円 (別途交通費)

【講 師】命の授業 認定講師

ご依頼はこちらから

メール https://totonoerubody.com/contact/
電 話 090-2762-4862

命の授業を採用された学校の声

●いつも顔を合わせている教員が性の話をすると不快感や抵抗感を示す生徒もいる中で、今回の講演は皆が真剣に講師の話を聞いていてその様子に感心した。

●学校の職員ではなかなか伝えにくい内容を上手に伝えてもらって助かった

●子ども達を夢中にさせる伝え方が勉強になった

●いつもは見せない子ども達のイキイキと輝く瞳が印象的でした。

●職員ではリアルすぎるところを第三者が伝えてくれることにより、子ども達にはスッと入るようだ

子どもたちの声

●自分がこんなに頑張って産まれてきたことを知って、すごく嬉しかったです。

●たくさんの奇跡が重なって、家族や友達に会えたことがすごいと思った。

●今、お母さんとケンカしているけど、帰ったら一生懸命私を産んでくれてありがとうと言いたい。

●僕はクラスで背が低い方だけど、僕の命が始まった時の大きさを知って、よくここまで大きくなったなと思った。

●赤ちゃんを産むのは怖いと思ってたけど、いつか私も赤ちゃんを産みたいと思った。

●女の子の体は、赤ちゃんの命を守らなくちゃいけないから、ぼくは女の子が困っているときに助けてあげようと思いました。

参加された保護者の声

●自分の体のことなのに、わかっていないことがたくさんありました。子どもに体を大事にしなさいと教えるためにも、まずは自分の体を大事にしなければと思いました。

●ほんとうに沢山のことを学ぶことができました。中3の娘にも二十歳の息子にも、伝えたいことがいっぱいです。

●子どもたちを産んだ日のことを思い出して涙が出ました。あの時の気持ちを思い出して、子どもたちを抱きしめたくなりました。

●出産という大仕事をやり終えた体を慈しむ…という言葉がすごくじんときています。

●きちんと知ること、自分を大切にすること、守る強さを持つこと。何度も繰り返して伝えて行きたいと思いました。

女性として幸せな歳の重ね方

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